第32回(2016)京都賞記念ワークショップ

免疫分子遺伝学からがん制圧への道

本庶 佑

/  医学者

基礎科学部門

生命科学及び医学(分子生物学・細胞生物学・システム生物学等)

2016年

11 /12

13:30~17:30

会場: 京都大学 百周年時計台記念館

住所:〒606-8501 京都市左京区吉田本町

終了

プログラム

13:30
開会挨拶・受賞者紹介 湊 長博
13:40
受賞者講演 本庶 佑 [基礎科学部門 受賞者]
「免疫力の再興」
14:30
休憩
14:40
講演 村松 正道 [金沢大学 教授]
「AID/APOBECファミリーとその抗ウイルス活性」
15:10
講演 茶本 健司 [京都大学 講師]
「ミトコンドリアを活性化するケミカルは、PD-1チェックポイント阻害によるT細胞の抗腫瘍免疫を増強する」
15:40
休憩
15:55
講演 小川 誠司 [京都大学 教授]
「PD-L1 3’-UTRの構造異常を介したがん免疫の回避」
16:25
講演 ロバート・A・アンダース [ジョンズ・ホプキンス大学 准教授]
「PD-L1の力を臨床成功へ」
16:55
講演 シドニア・ファガラサン [理化学研究所 チームリーダー]
「抗体多様化および全身恒常性におけるPD-1の関与」
17:25
閉会挨拶 湊 長博
17:30
閉会

受賞者について

本庶 佑 / Tasuku Honjo

医学者

クラススイッチ組換え機構とそこに働くAIDを同定して抗体の機能獲得メカニズムを解明し、PD-1/PD-L1分子の同定と機能解析によって新しいがん免疫療法に道を拓いた。その成果は広く医学・生命科学に影響を及ぼすとともに、医療へと展開されて人類の福祉に多大な貢献を果たしている。

[受賞当時の対象分野: 生命科学(分子生物学・細胞生物学・神経生物学)]

受賞者詳細

関連情報

From the Molecular Immunity to the Suppression of Cancer

日時
2016年11月12日(土)13:30~17:30
場所
京都大学 百周年時計台記念館
企画・司会
湊 長博 [京都大学 理事・副学長]
主催
公益財団法人 稲盛財団
共催
京都大学
後援
京都府、京都市、NHK
協賛
日本癌学会、日本生化学会、日本分子生物学会、日本免疫学会(五十音順)