第29回(2013)京都賞記念ワークショップ

集積回路の発展50年とその未来

ロバート・ヒース・デナード

/  電子工学者

先端技術部門

エレクトロニクス

2013年

11 /12

10:00~17:00

会場: 国立京都国際会館

住所:〒606-0001 京都市左京区宝ヶ池

終了

プログラム

10:00
開会挨拶受賞者紹介 榊 裕之
セッションⅠ 司会 谷口 研二
受賞者講演 ロバート・ヒース・デナード博士 [先端技術部門 受賞者]
「LSI技術の発展の経緯と挑戦: DRAM、スケーリング則から、超低電力CMOSまで」
休 憩
講演 -各種先端メモリ技術講演-
・三宅 秀治[エルピーダメモリ(株)(マイクロン グループ)DRAM Business Unitプリンシパルプロフェッショナル]
「先端DRAM Technology」
・遠藤 哲郎 [東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センターセンター長]
「STT-MRAM技術と究極のパワーマネジメントのための不揮発性ロジック応用」
・高浦 則克[ 超低電圧デバイス技術研究組合相変化デバイス研究グループグループリーダー]
「新規抵抗変化型メモリ」
講演 竹内 健 [中央大学 教授]
「半導体メモリが切り拓くビッグデータのアプリケーション」
休 憩
セッションⅡ 司会 平本 俊郎
講演 井上 弘士 [九州大学 准教授]
「グリーンコンピューティングを支えるコンピュータアーキテクチャ技術」
講演 小柳 光正 [東北大学 教授]
「三次元集積化による超低消費電力化」
講演 木村 紳一郎 [超低電圧デバイス技術研究組合 副プロジェクトリーダー]
「超低消費電力FDSOIデバイス」
講演 高木 信一 [東京大学 教授]
「低消費電力CMOSのための高移動度チャネルトランジスタ技術」
休 憩
パネル討論 「集積回路の未来」
司会 内田 建 [慶應義塾大学 教授]
パネリスト 浅井 哲也 [北海道大学 准教授]
竹内 健
田中 徹 [東北大学 教授]
若林 整 [東京工業大学 教授]
17:00
閉会

受賞者について

ロバート・ヒース・デナード / Robert Heath Dennard

電子工学者

メモリ用集積回路として広く使われている「半導体ダイナミックメモリ(DRAM:Dynamic Random Access Memory)」の基本構造を発明し、デジタル情報の記憶容量や処理能力を格段に高め、情報・通信技術の飛躍的発展を可能とした。また、集積回路に不可欠なMOS型電界効果トランジスタを微細化するための設計指針を、同僚の協力を得て提案し、DRAMを含む集積回路全般の驚異的進展にも貢献した。

受賞者詳細

関連情報

Integrated Circuits: 50 Years of Their Evolution and Future Prospects

日時
2013年11月12日(火)10:00~17:00
場所
国立京都国際会館
企画
平本 俊郎 [東京大学 教授] 谷口 研二 [(審査委員会 委員)奈良工業高等専門学校 校長] 桜井 貴康 [東京大学 教授] 榊 裕之 [(審査委員会 委員長)豊田工業大学 学長]
主催
公益財団法人 稲盛財団
後援
京都府、京都市、NHK
協賛
IEEE SSCS Japan Chapter、IEEE EDS Japan Chapter、応用物理学会、電気学会、電子情報通信学会エレクトロニクスソサイエティ、日本学術振興会 第165委員会