第25回(2009)京都賞記念ワークショップ

進化・種分化・長期フィールド研究

ピーター・レイモンド・グラント

/  進化生物学者

基礎科学部門

生物科学(進化・行動・生態・環境)

2009年

11 /12

13:00~17:10

会場: 国立京都国際会館

住所:〒606-0001 京都市左京区宝ヶ池

終了

プログラム

13:00
開会挨拶 巌佐 庸
受賞者紹介 重定 南奈子[(審査委員会 委員)同志社大学 文化情報学部 教授]
受賞者講演 ピーター・R・グラント[基礎科学部門 受賞者]
B・ローズマリー・グラント[基礎科学部門 受賞者]
「ダーウィンフィンチの進化」
講演 中村 浩志[信州大学 教育学部 教授]
「カッコウ-卵擬態の急速な進化-」
講演 矢原 徹一[(専門委員会 委員)九州大学 大学院理学研究院 教授]
「送粉昆虫に対する花の適応とその遺伝的背景」
講演 加藤 真[京都大学 大学院地球環境学堂 教授]
「コミカンソウ科で発見された絶対送粉共生系:パートナー同士の急速な相乗多様化」
17:10
講演 岡田 典弘[(審査委員会 委員)東京工業大学 大学院生命理工学研究科 教授]
「ビクトリア湖シクリッドの急速な種形成の分子機構をさぐる」

受賞者について

ピーター・レイモンド・グラント / Peter Raymond Grant

進化生物学者

ガラパゴス諸島でのダーウィンフィンチ類に関する35年以上にもわたる野外研究を通じて、生物の形態や行動が環境変化に応じて急速に進化することを示した。この研究は、野外における自然淘汰による進化機構の解明によって進化学、生態学の分野へ多大な貢献をしただけでなく、進化を実証することで、一般社会にも大きな影響を与えた。

受賞者詳細

関連情報

Evolution, Speciation and Long-Term Field Study

日時
平成21年11月12日(木) 13:00~17:10
場所
国立京都国際会館
企画・司会
巌佐  庸[(専門委員会 委員長)九州大学 大学院理学研究院 教授]
主催
財団法人 稲盛財団
後援
京都府 京都市 NHK
協賛
個体群生態学会、種生物学会、日本進化学会、日本生態学会、日本鳥学会、日本動物学会