第6回(1990)京都賞記念ワークショップ

人と動物をつなぐもの

ジェーン・グドール

/  霊長類学者

基礎科学部門

生物科学(進化・行動・生態・環境)

1990年

10 /25

13:00~17:25

会場: 国立京都国際会館

住所:〒606-0001 京都市左京区宝ヶ池

終了

プログラム

13:00
挨拶 稲盛 和夫 稲盛財団理事長
挨拶 広中 平祐 基礎科学部門審査委員会委員長、ハーバード大学教授
座長 伊谷 純一郎 基礎科学部門審査委員会委員、京都大学名誉教授
西田 利貞 京都大学理学部教授
13:25
講演 ジェーン・グドール 基礎科学部門受賞者
「チンパンジーの本姓に見られる二面性」
14:10
質疑
14:20
講演 西田 利貞
「野生チンパンジーにおける子殺しと共食い」
14:50
講演 加納 隆至 京都大学霊長類研究所教授
「ボノボ(ピグミーチンパンジー)の集団間関係」
15:20
休憩
15:45
講演 ジョン・ミタニ ミシガン大学人類学部助教授
「野生チンパンジーの音声行動」
16:15
講演 トーマス・ミリケン WWF/野生動植物国際取引調査記録特別委員会日本事務局長
「霊長類の取引-動物園、研究所およびペットとしての利用について-」
16:45
総括討論
17:25
閉会

受賞者について

ジェーン・グドール / Jane Goodall

霊長類学者

タンガニーカ湖北東岸のゴンベ国立公園で、30年間に及ぶ野生チンパンジーの調査により、その行動・社会・生態の詳細を明らかにした。人類のみに固有と考えられてきた行動や能力が、チンパンジーの社会にも見出しうることを実証し、従来の人間観に大きな衝撃を与え、人類進化に関する理論を一変させたばかりでなく、行動科学領域の理論構築にも影響を及ぼした。

[受賞当時の対象分野: 生物科学(行動・生態・環境)]

受賞者詳細

関連情報

Humanity’s Bridge to Our Animal Heritage
日時
1990年10月25日(木)13:00-17:30
場所
国立京都国際会館