第24回(2008)京都賞記念ワークショップ

シグナルネットワークと生命機能

アンソニー・ジェームス・ポーソン

/  分子生物学者

基礎科学部門

生命科学及び医学(分子生物学・細胞生物学・システム生物学等)

2008年

11 /12

13:00~17:00

会場: 国立京都国際会館

住所:〒606-0001 京都市左京区宝ヶ池

終了

プログラム

13:00
開会挨拶 中西 重忠
受賞者紹介 貝淵 弘三
受賞者講演 アンソニー・ジェームス・ポーソン[基礎科学部門 受賞者]
「SH2ドメイン、アダプター、チロシンキナーゼ:バック・トゥ・ザ・フューチャー」
講演 堺 隆一[国立がんセンター研究所 細胞増殖因子研究部 部長]
「腫瘍進展におけるチロシンリン酸化分子群の役割」
休憩
講演 松田 道行[京都大学 大学院生命科学研究科 教授]
「増殖シグナルネットワークの生細胞イメージング」
講演 貝淵 弘三
「細胞極性を制御するシグナル」
講演 審良 静男[大阪大学 免疫学フロンティア研究センター 拠点長(基礎科学部門 専門委員会 委員)]
「病原体認識:受容体とシグナル」
17:00
閉会

受賞者について

アンソニー・ジェームス・ポーソン / Anthony James Pawson

分子生物学者

シグナルタンパク質に特徴的なアダプター構造が存在し、アダプターを介したタンパク質の会合が細胞内シグナルの連鎖カスケードを誘導し細胞の増殖や分化を制御するという概念を提唱し実証した。この概念は、シグナル伝達の基本的なパラダイムの一つとして、生命科学の発展に極めて大きな貢献を果たしている。

[受賞当時の対象分野: 生命科学(分子生物学・細胞生物学・神経生物学)]

受賞者詳細

関連情報

Signal Network in Biological Functions

日時
平成20年11月12日(水) 13:00~17:00
場所
国立京都国際会館
企画
中西 重忠[財団法人大阪バイオサイエンス研究所 所長(基礎科学部門 審査委員会 委員長)]
企画・司会
貝淵 弘三[名古屋大学 大学院医学系研究科 教授(基礎科学部門 専門委員会 委員)]
主催
財団法人 稲盛財団
後援
京都府 京都市 NHK
協賛
日本癌学会 日本細胞生物学会 日本神経科学学会