#受賞後の活躍
1972年に発表された「根井の遺伝的距離 (Nei’s Genetic Distance)」からおよそ半世紀。根井正利博士はそれまでは推測や仮説にとどまっていた進化の諸現象(生物集団が共通の祖先からどの時点で分岐したのか)を、分子レベルで定量的、実証的に理解できるそのモデルを発表。進化生物学界に大きなインパクトをあたえました。
英国王立協会は、18日、2017年のロイヤル・メダル受賞者に、米国プリンストン大学のピーター・グラント博士とローズマリー・グラント博士を選出したと発表。「ガラパゴス諸島でのダーウィンフィンチ類の研究により、自然淘汰が頻繁に起こり、その結果、進化が急速に進むことを実証した」ことが認められました。ロイヤル・メダルの長い歴史のなかでも、夫婦での受賞は初めてのことです。
7月13日、京都大学(京都市左京区)で、大隅良典博士への「京都大学名誉博士号」贈呈式が行われました。京都大学が名誉博士号を授与するのは15人目(日本人としては3人目)。
東京大学(東京都文京区)は大隅良典博士に「東京大学特別栄誉教授」の称号を授与することを決定し、その授与式が去る2月22日に駒場キャンパスで行われました。
2月16日から19日にかけて、「アルスシムラ2016年度卒業作品展『私が染めて 私が織って 私が着る』」が京都市国際交流会館の和風別館(京都市東山区)を会場に開かれます。
IEEE (米国電気電子学会)は、“2017 IEEE Founders Medal”に、金出武雄博士(ロボット工学者、2016年京都賞先端技術部門受賞者)を選出したと発表。このたびの栄誉は、コンピュータビジョンやロボティクスの分野において、車の自動運転安全性や顔認識技術、仮想化現実、医用ロボットなどの先駆的かつ独創的な貢献が高く評価されての受賞です。誠におめでとうございます。
1月4日、世界的な振付家 ジョン・ノイマイヤー氏(ハングルク・バレエ団 総裁・芸術監督)が、ローザンヌ国際バレエコンクール(仏:Prix de Lausanne 2017)の特別功労賞に選ばれました。おめでとうございます!
宇宙物理学者ミシェル・マイヨール博士の「ウルフ賞」受賞の決定が発表されました。おめでとうございます。このたびの受賞は「世界で初めて太陽型恒星の周りを公転する系外惑星を発見したこと」が高く評価されたものです。代表的論文「太陽系外惑星51 Pegasi b発見」の共著者ディディエ・ケロー博士との共同受賞となりました。
本日、第28回(2012)京都賞 基礎科学部門を受賞された大隅良典博士(分子細胞生物学者)の文化勲章ご受章が決定しました。
この度のノーベル生理学・医学賞受賞の決定、誠におめでとうございます。
慶應義塾大学は9月12日、医学・生命科学の領域において顕著かつ創造的な業績を挙げた研究者を顕彰する第21回「慶應医学賞」に、本庶 佑博士(医学者、京都大学名誉教授、2016年京都賞基礎科学部門受賞者)を選ばれました。
ビッグデータ解析やデータサイエンス、AI(人工知能)。そうした最先端の科学・技術を統計科学は広く支えています。