#京都賞
宇宙物理学者ミシェル・マイヨール博士の「ウルフ賞」受賞の決定が発表されました。おめでとうございます。このたびの受賞は「世界で初めて太陽型恒星の周りを公転する系外惑星を発見したこと」が高く評価されたものです。代表的論文「太陽系外惑星51 Pegasi b発見」の共著者ディディエ・ケロー博士との共同受賞となりました。
ポーランド映画界の巨匠、アンジェイ・ワイダ監督が10月9日、逝去されました。90歳でした。実在した悲運の画家ブワジスワフ・ストシェミンスキを題材にした作品『残像』(英題:Afterimage、原題:Powidoki)を発表したばかりでした。
この度のノーベル生理学・医学賞受賞の決定、誠におめでとうございます。
五代目 坂東玉三郎丈が「歌舞伎女形を代表する活躍及び演技の成果」により、第72回日本芸術院賞授賞者に選ばれました。なお、玉三郎丈には特に優れた人物に贈られる「恩賜賞」も授与されます。授賞式は、6月13日に日本芸術院会館(東京都台東区)で開かれる予定です。
志村ふくみ氏の展覧会「文化勲章受章記念 志村ふくみ ―母衣(ぼろ)への回帰―」展が本日より京都国立近代美術館ではじまりました。
第21回京都賞基礎科学部門受賞者のサイモン・A・レヴィン教授(生態学者)が、2016年のアメリカ国家科学賞を受賞されました。同賞は、1959年に創設され、授賞式では米国大統領が受賞者にメダルを授与します。
第30回京都賞 先端技術部門受賞者のロバート・S・ランガー博士(生体医工学者)が2016年のベンジャミン・フランクリン・メダルを受賞されることが決定しました。同賞の歴代受賞者には、トーマス・エジソンやアルバート・アインシュタインなどがならび、国際的に権威ある科学技術賞として知られています。
第30回京都賞 思想・芸術部門受賞者の染織家・志村ふくみ氏が文化勲章に、第28回京都賞 基礎科学部門受賞者の分子細胞生物学者・大隅良典博士が文化功労者に、それぞれ選ばれました。そのほか、長年にわたり京都賞の審査でお世話になっている中西重忠先生や、末松安晴先生も文化勲章に選ばれました。 なお、染織分野、光通信工学分野での受賞は初の快挙となります。
第30回京都賞思想・芸術部門受賞者の染織家 志村ふくみ氏の世界観を美しく表現した映像・サウンドインスタレーション。2014年11月12日に京都で開催した京都賞記念ワークショップおよび2015年3月19日に米国サンディエゴで開催した京都賞シンポジウムで使用されたものです。
10月7日、ノーベル物理学賞の受賞者発表が行われ、第25回(2009)京都賞 先端技術部門受賞者の赤﨑勇博士が選ばれました。授賞式は12月10日、スウエーデンのストックホルムで行われます。
2005年京都賞基礎科学部門受賞者で生態学者のサイモン・アッシャー・レヴィン教授が「タイラー賞」を受賞されました。タイラー賞は1973年、世界ではじめて環境に関する国際賞として創設され、環境科学、環境衛生、エネルギーの分野で功績のあった方に贈られる賞です。レヴィン教授は、生物種と生態系の複雑性とその関係を解き明かしたことが高く評価されました。授賞式は4月25日に行われ、賞金20万米ドルが贈られました。
2010年京都賞先端技術部門受賞者で医学者の山中伸弥博士が「第1回ブレイクスルー賞(生命科学)」を受賞されました。同賞は、フェイスブック最高経営責任者のマーク・ザッカーバーグ氏、グーグル共同創業者のサーゲイ・ブリン氏、アップル会長のアーサー・レビンソン氏といったIT大手の経営者らが創設した財団が運営し、難病治療や人の寿命を延ばす先端分野の研究で功績のあった研究者に贈られる賞です。山中博士は人工多能性幹細胞(iPS細胞)を誘導する技術の開発が高く評価されました。授賞式は2月20日に行われ、賞金300万ドルが贈られました。