2013年に京都賞を受賞した根井正利博士のご功績を讃える展示が宮崎大学に新たに誕生しました。
進化生物学者の根井博士は、1972年の論文でタンパク質やDNAに残された進化の痕跡の違いを定量的に解析できる「根井の遺伝的距離」を発表。これにより生物集団が共通の祖先から時間的にどのくらい前に枝分かれしたかを推定できるようにしました。この業績は一躍世界の脚光を浴びることになりました。[詳しくはこちら]
また根井博士は1953年に宮崎大学農学部をご卒業され、2002年には同大学名誉博士の称号を授与されています。
7月15日、リニューアルオープンした宮崎大学附属図書館の1Fに、根井博士の展示スペースが新設され、京都賞受賞時のインタビュー映像や関連資料等が公開されています。一般の方の利用もできますので、ぜひお立ち寄りください。