2018年に京都賞先端技術部門を受賞した神経科学者カール・ダイセロス博士が9月24日、国際的な医学賞のひとつである「アルバート・ラスカー基礎医学研究賞」の受賞者に選ばれました。このたびのご栄誉、誠におめでとうございます!
受賞理由は「個々の脳細胞の活性化と不活性化を可能にする光感受性微生物タンパク質の発見と、それを利用して神経科学の革命的技術である光遺伝学を開発したこと」です。マックス・プランク生化学研究所のDieter Oesterhelt博士とベルリン・フンボルト大学のPeter Hegemann博士も共同で受賞者に選ばれました。(受賞理由の原文は以下:“For the discovery of light-sensitive microbial proteins that can activate or silence individual brain cells and for their use in developing optogenetics—a revolutionary technique for neuroscience”)
京都賞受賞者の山中伸弥博士やロバート・G・レーダー博士なども、これまでにラスカー賞を受賞しています。
*写真は2018年の京都賞ウイークの際に撮影したものです。