7月13日、京都大学(京都市左京区)で、大隅良典博士への「京都大学名誉博士号」贈呈式が行われました。京都大学が名誉博士号を授与するのは15人目(日本人としては3人目)。博士は1970~71年の2年間、東京大学大学院に在籍しながら、京都大学理学部に国内留学をされていました。(JAL『SKYWARD』の特集では、京大時代にご結婚された奥様と、当時よく散歩をされていた曼殊院門跡をご案内いただいています)
京都大学名誉博士号には、第1号のイズライル・モイセーヴィッチ・ゲルファント博士以来、ジェーン・グドール博士、赤﨑勇博士など京都賞受賞者が計6名、選ばれています。
大隅博士は贈呈式の後に、京大百周年時計台記念館で講演も行い、自身の研究生活を振り返りながら、学生や若い研究者に対して「自分のやりたいことを大切にし、素直な疑問を一つ一つ解決していくことの重要性」を伝えられました。
この度の栄誉、心よりお慶び申し上げます。