受賞者の名前を冠した賞が創設

ビッグデータ解析やデータサイエンス、AI(人工知能)。そうした最先端の科学・技術を統計科学は広く支えています。7月14日、統計数理研究所と日本統計学会は、統計科学の分野で国際的に顕著な業績を挙げた研究者を讃える「赤池メモリアルレクチャー賞」創設を発表しました。

同賞は、統計数理学者の赤池弘次博士(1927-2009)にちなんで名づけられています。赤池博士は2006年に京都賞基礎科学部門を数理科学分野で受賞。

博士は1970年代初め、より良い統計モデルを選ぶためのAIC(Akaike Information Criterion)と呼ばれる理論的な裏づけをもつ実用的な情報量規準を提唱。医学、制御工学、経済学、社会科学など幅広い分野で利用されています。

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